お知らせ
2022年04月28日
ショートカットがお似合いの季節。5月の献立表です。
山々や街角の青葉若葉が目に染みて、心も足も弾みます。軽快に歩く人たちのヘアスタイルにも、ボリュームをぐっと抑えたショートヘアが目立つようになりました。ショートカットの人からは、男性も女性も、明るく活発・清潔・爽快・スポーティなイメージがより強調され、周囲の空気までポジティブにする感じがします。(※個人の感想です)
気温が上がり季節の変わり目にくると、ヘアスタイルを変えるだけでなく、冬物をクリーニングに出したり夏物をごそごそと探り出したり。部屋の掃除に取りかかる人も多いと思います。そのついでに、机周りの環境を見直して作業効率を上げる工夫をする、相棒のパソコンの掃除をしてあげることをお奨めします。「処理速度が遅くなったな」と感じるときは、先ず不要なソフトウェアやファイルを削除して、ゴミ箱も空にしてしまいましょう。空き容量が増加して反応が改善することがあります。それだけでなく、キーボードをよく見てみましょう。意外とほこりが溜まっているものです。キーとキーの間のほこりが原因でパソコン内部の温度が上昇すると、過熱を防ぐために、本来の処理速度を自ら抑えることがあります。ていねいに取り除きましょう。また、作業能率を上げるためには、HDD(ハードディスクドライブ)をSSD(ソリッドステートドライブ)に換えるのも一考です。価格はまだ少し割高ですが、SSDの読み書きのスピード感や動作音の静かさはたいへん魅力です。
さて、パソコンを使うときのショートカットキー。マウスでクリックして行う操作より、キーボードのいくつかのキーをセットで押す方法を覚えれば、大幅に作業効率を上げることができます。最も利用頻度が高いのは、Ctrl+C(コピー)、Ctrl+X(カット)、Ctrl+V(貼り付け)で行うコピペ(コピー・アンド・ペースト)でしょうか。さらにCtrlを使ったショートカットキーには、Ctrl+A(すべて選択)、Ctrl+S(ファイルを保存)、Ctrl+N(ウインドウを開く/ファイルを作成)、Ctrl+O(ファイルを開く)、Ctrl+Z(操作を元に戻す)などがあります。
繰り返し使って覚えるしかありませんが、N=NEW(新規)、O=OPEN(開く)、C=COPY(複写)、X=CUT(カット:ハサミの形)、A=ALL(全て)、S=SAVE(保存)、Z=アルファベットの最後の文字(元に戻る)など、それぞれの意味する英単語などと結びつけて使うと、そのうち体が覚えこみ時短効果の大きな恩恵を実感できます。
塾生の皆さんは、Ctrlの他にもWindowsキーやFunctionキー、Altキーを使ったものまで広範囲に使いこなしていると思います。しかし、もしも惰性で非効率なやり方を続けているとすれば、学生の早いうちにマスターしておきましょう。
社会はDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが急務となっています。コロナ禍や国際秩序の揺らぎにより世界はパラダイムシフトの渦中。新しい価値を生み出すためにはデジタルの力をいかに生かすかも大きな鍵となります。そのためには、大々前提として基本的なIT&デジタルリテラシーを身につける必要があります。パソコンの初歩スキルであるショートカットとDXを同じ土俵に上げて論じるのは飛躍しすぎかもしれませんが、作業ベースの時間は極力カットし、知性と感性を発揮する時間こそ極大化するよう努めましょう。ショートカットは時短への最低限の手管。今のうちに体得しておいたほうが良いと思います。
5月献立表はコチラです。献立表まで青葉若葉色に染まっています。スペシャルメニューは、お肉たっぷりペッパーライスとアボガドの和え物とサーモンマリネとデザートで、30日(月曜)の夕食です。新入塾生の皆さんにとっては2回目のスペシャルな食事となりますね。ホームシックな心持ちはどこかに放り出し!?、「まことにたえなるふるさとの 江山あとに三百里~♪♪」なぞと、覚えたての塾歌を口ずさみながら、30日を楽しみに待ちましょうか。
(※写真は新緑に埋もれた「西丹沢・大野山の足柄牛」と「高尾山カフェのアイス珈琲とお団子」です)