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2024年01月31日

2月の献立表です。Q:辰年って? A:変革の年です

2月の献立表です。Q:辰年って? A:変革の年です

※2月の献立表は既に掲載しておりましたが、久敬社web全般の運営・更新を担っていただいていた、故 加茂郁一氏による2月の未掲載の挨拶文及び題がありましたので、それを付して再掲載いたしました。

甲辰(きのえ・たつ)の2024年がスタートしましたが、元旦に能登半島地震、翌2日には羽田空港でJAL機と海上保安庁航空機の衝突と大規模な災害・事故が発生しました。被害や事故に遭われた方々には、心よりお見舞いを申し上げると共に、1日も早い復興と快復をお祈り申し上げます。

さて、辰年は、権力にまつわるできごとが数多く起き、政治的に大きな変化の多い年といわれています。

例えば、1868年の明治維新、1904年の日露戦争、1928年の張作霖爆殺事件、1940年の戦艦大和進水。1952年の血のメーデー事件ではデモ隊と警察が皇居前で衝突して1500名の死傷者を出しました。政変の年とも言われ、戦後5回しかない辰年のうちで3回も総選挙が行われました。今年2024年も、自民党総裁選の状況次第では解散・総選挙になるかもしれませんね。ロッキード事件やリクルート事件など世間を揺るがした大規模な汚職事件も辰年に発覚しています。

海外ではイギリスのエリザベス2世、ロシアのプーチン、中国の習近平、北朝鮮の金正恩が、辰年に権力の座につきました。

明るい話題を振りまく国家プロジェクトも数多ありました。
1964年の“東海道新幹線”開業やアジア初の東京オリンピック”開催、トンネルの長さが世界一の海底トンネル“青函トンネル”と世界一長い鉄道道路併用橋の“瀬戸大橋”が、いずれも88年の辰年に開通しました。同じく1988年には日本初の屋根付き球場の“東京ドーム”が完成、2012年には電波塔として世界1位、建造物として世界3位の高さを誇る“東京スカイツリー”が開業しました。2012年には再生医療への道を開拓したiPS細胞(多能性幹細胞)の研究で山中伸弥博士がノーベル医学生理学賞を受賞しています。

2月の献立表はこちらです。

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